MESSAGE

Be yourself

僕は、「才能」とは、選ばれた人のみが持っているものではなく、誰でも持っているものだと思っています。

能力の大きさや形は違ったとしても、全員が、絶対に「誰かの役に立てる何かしらの才能」を持っています。

一方で、その素晴らしい才能をどうやって生かすのか？という「プロデュース」がうまくいっていない人が、非常に多いように感じます。

僕は、プロデューサーとして「こんまり」こと片づけコンサルタントの近藤麻理恵と一緒に仕事をしています。本は42ヵ国で出版され、190カ国で番組が放映されるなど世界規模で活動するようになるまでの過程を振り返ったとき、「このプロデュースの方法を多くの人に伝えれば、自分が持っている才能を活かして、より楽しく、より豊かに生きてもらえるのでは？」と思うようになりました。

そこで、今まで培ってきたプロデュースの知識や技術を皆さんにお伝えすべく、「WAY」というプロデュースプログラムを構想中。

「日本一」から「世界一」へ

日本には、素晴らしい才能を持った人や、素晴らしい文化がたくさんあります。僕たちが世界でチャレンジしてきた「片づけ」も、その一つ。他にも、きめ細やかなホスピタリティの精神が求められる領域や衣食住に対する高いこだわりなど、今後の世界において、絶対に役に立てる領域でしょう。

ところが、言葉の壁やビジネスの作り方の違いなどにより、うまく海外で馴染めずに撤退してしまったケースもあります。

僕はこれまで培ってきたものを活かして、海外ではまだ知られていない日本のヒーローを、一人でも多く「世界一」にしていきたい。

なぜなら、一人ひとりが持っている才能を発揮して支え合っている状態は、地球が本来あるべき姿だと思うから。同じ地球に住む仲間として、国境を越えて、日本の強みを世界に発信していくお手伝いをしていきたいと思っています。

常にチャレンジ

冒頭で「今まで培ってきたプロデュースの知識や技術をみなさんにお伝えしたい」と申し上げましたが、「教える」というスタイルは取りません。

プロデュースは「鮮度」が命だからです。

僕が今取り組んでいることの手を止めて、「教えた」瞬間に鮮度は落ちていきます。ですから、「教える」のではなく、僕たちにリアルタイムで関わってもらいながら、見て、感じて、盗んでいってほしい。

僕は今までもこれからも、常にチャレンジし続けます。その過程には、成功も失敗もあるでしょう。そんな「今、この瞬間のチャレンジ」を通して、プロデュースの『在り方』をお伝えできたらと思います。

あなたが持っている素晴らしい才能を活かして、より楽しく、より豊かに生きていくことを願って。

プロデューサー 川原 卓巳